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国立劇場 歌舞伎鑑賞教室『卅三間堂棟由来』

歌舞伎初心者でも安心!人気演目『卅三間堂棟由来』を歌舞伎俳優による解説付きで鑑賞

7月歌舞伎鑑賞教室は、歌舞伎俳優による解説「歌舞伎のみかた」と、人気演目『卅三間堂棟由来』(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)を鑑賞。この作品は、恩返しのため人間の姿で現れた柳の精と夫婦・親子の情愛、そして家族との別れまでを丁寧に描いた感動的なストーリー。舞台鑑賞の前に分かりやすい解説が付き、歌舞伎読本・プログラムの無料配布や字幕表示もあるので、歌舞伎を初めて観る方でも気軽に楽しめるはず。

編集部の見どころポイント

  1. 歌舞伎デビューのきっかけに!歌舞伎俳優による解説「歌舞伎のみかた」付きが魅力

    初めて歌舞伎を鑑賞する方でも、「歌舞伎鑑賞教室」の公演だから安心! 鑑賞前に歌舞伎役者が実演を交えて歌舞伎の楽しみ方や演目の見どころなどを分かりやすく解説してくれるので、初心者でもすんなりとお芝居の世界に入っていけるはず。歌舞伎の醍醐味をリーズナブルに味わえる、歌舞伎デビューにうってつけの公演をお見逃しなく。
  2. 名演技と舞台演出で盛り上げる夫婦親子の情愛の物語。家族の切ない別れのシーンに涙!

    今回の演目『卅三間堂棟由来』では、ヒロインお柳(柳の精)に中村魁春、夫平太郎を坂東彌十郎が演じるほか、充実した俳優陣が揃う。見どころは、お柳が最愛の夫と息子に別れを告げるシーン。また、扮装が瞬時に変わる演出もメルヘンチックなドラマを盛り上げる。クライマックスでは、お柳の苦しみや悲しみが熱く胸に迫り涙が止まらなくなるかも。

Story

紀州熊野の谷間で、鷹狩りの鷹を助けるために伐り倒されそうになった柳の大木を救った横曽根平太郎は、柳の下で出会ったお柳と夫婦になり緑丸という子をもうける。緑丸が五つのとき、白河法皇の病気平癒を祈るため、都に三十三間堂を建てることになり、その棟木として柳の大木が伐り倒された。実は、お柳は柳の木の精で、平太郎への恩返しのために人間の姿を借りていたのだった。お柳は家族にすべて打ち明け姿を消す。翌朝、柳の大木が突然動かなくなり、そこへ平太郎父子が駆けつけるとお柳の精霊が現れ、家族との別れを惜しむのだった。

公演データ

会場・日程 国立劇場 大劇場(東京都/半蔵門)
2016/7/3(日) ~ 2016/7/24(日)
平成28年7月3日(日)~24日(日) 
午前の部 11:00~
午後の部 14:30~
※7月8日(金)、15日(金)は午後2時30分開演のみ
チケット
通常価格
1等席(1、2階)3900円
2等席(3階)1500円
キャスト 中村魁春/坂東秀調/中村歌女之丞/中村松江/坂東彌十郎/ほか
演目 【解説】歌舞伎のみかた
【公演】卅三間堂棟由来
公式サイト http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2016/28737.html?lan=j
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