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『国立能楽堂1月定例公演 老松・大黒連歌』

お正月は能楽鑑賞!新年の幕開けにふさわしい2演目で、日本の伝統芸能を楽しむ

国立能楽堂の2017年1月公演は、世阿弥の作品『老松』(おいまつ)と狂言『大黒連歌』(だいこくれんが)の2演目を上演。梅の精が登場し華やかな舞台となる『老松』、『大黒連歌』は、大黒天が現れて打ち出の小槌や袋などの宝を与えるというおめでたい作品。お正月に日本の伝統芸能を楽しめる絶好の機会なので、着物でお出かけするのもおすすめ。能楽ならではの凛とした緊張感も味わって、気持ちよく新年を迎えてみては。

編集部の見どころポイント

  1. 新春ならではのおめでたい能『老松』と狂言『大黒連歌』は能楽初心者にぴったり!

    老松の精と紅梅殿の精が姿を現して、神々しい舞を舞う能『老松』は『高砂』と並んでめでたい演目。狂言『大黒連歌』は、大黒天が1人に宝の袋を与えると、もう1人が「私にもなにかください」とせがみ、地謡がまじめくさった顔で「その願いはもっともだ」と謡うくだりがおかしみを感じさせる。わかりやすい演目で、念願の能楽デビューを果たして。
  2. お正月気分が盛り上がる!お正月にちなんだアイテム着用でお土産をゲット

    今回の公演では、お正月気分を盛り上げてくれる仕掛けがたくさん! 着物や紅白のものなど、お正月にちなんだアイテムを身に着けて行くと、入場時に国立能楽堂特製卓上カレンダーをプレゼント。さらにOZからの予約限定でお楽しみプレゼントもご用意。また、シャンパン付きランチや、鑑賞後には舞台裏見学も楽しめる。お正月は、能楽とともに華やかな和の一日を過ごして。
  3. OZ限定バックステージ能体験ツアーの特典も魅力

    鑑賞後は、OZだけの特典として実際に白足袋を履いて研修能舞台に上がって能面を着けたりするバックステージ体験ツアーに参加できる。また、ロビー横の展示室では企画展「能絵の世界」を開催中。知識があるとより能楽に親近感を抱くはず。

Story

能『老松』
都に住む梅津某が、遠く筑前国の安楽寺を参詣すると、初春の長閑な境内で老人と若い男が一本の紅梅に花垣囲いをしていた。若い男がこれは紅梅殿と崇めているご神木だと言う。また、老人も松の老木はご神木だと説明。そのうちに二人は姿を消し、その夜梅津某が松影に旅寝をしていると、老松の精と紅梅殿の精が姿を現して神々しい舞を舞う。

狂言『大黒連歌』
江州(滋賀県)坂本の男が、友人と一緒に比叡山の三面大黒天へ年籠りに行き、連歌を作って奉納する。そこへ大黒天が現れ、男達が毎年参詣することを喜び、それぞれに宝の入った袋と打出の小槌を与え、富貴することを約束する。

公演データ

会場・日程 国立能楽堂(東京都/千駄ヶ谷)
2017/1/4(水) ~ 2017/1/4(水)
1/4(水)13:00
チケット
通常価格
正面4900円、脇正面3200円(学生2200円)、中正面2700円(学生1900円)
キャスト 能『老松』金春安明

狂言『大黒連歌』大藏吉次郎
公式サイト http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2016/11035.html
この公演は終了しています
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