初心者も◎。伝統ある歌舞伎座が新開場
豪華キャスト&演目は一見の価値アリ!
[左]4/2(火)に柿葺落を迎えた、威風堂々とした姿の“第五期”「歌舞伎座」。背後には日本の伝統美学を基調にしたという現代的な高層タワーが聳える [右]GINZA KABUKIZA内の喫茶室「檜」のおもてなしスイーツとして、『籠釣瓶花街酔醒』の花魁、八ツ橋の十三段重ねの草履をイメージしたバームクーヘン、「KABUKU~へん」(600円)が登場。本格バームクーヘンに、酸味のきいたアプリコ・バート・ドゥ・フリュイをサンド。食べるのがもったいないかわいさ♪
今春、最注目の“和”スポット。その大本命と言えば、やっぱり開場したばかりの「歌舞伎座」。4月2日(火)よりついに杮葺落興行がスタートし、今まさに連日満員状態とか。ただでさえ豪華なキャスト陣&演目に加え、新しい劇場での鑑賞にテンションも最高潮に。また、庭園がしつらえられた屋上でくつろいだり、売店コーナーでのおみやげ探しや限定グルメをほおばったりと、多彩な楽しみ方ができるのも◎。歌舞伎初体験の人も満足できること間違いなし! この機会に是非訪れてみて。
浮世絵の舞台にもなった粋な別荘を再現
「亀戸梅屋敷」が3月17日にオープン
[左]3月よりいよいよ運行がスタートした水陸両用バス「SKY Duck(スカイダック)」。「亀戸梅屋敷」を出発地点とする「亀戸コース」(2500円・約70分)は1日5便運行していて、水しぶきを上げながら川へと入っていく瞬間はワクワクと思わず身を乗り出したくなるほど [中]白壁の外観が目印の「亀戸梅屋敷」 [下]ゴッホが模写したことでも知られる歌川広重の代表作『名所江戸百景 亀戸梅屋敷』。館内では、この作品の原画を現在展示中
水しぶきを上げながら陸と海を行き交う様にワクワク♪ 春から、都内では初となる水陸両用バスの運行がスタート。その乗降地として3月17日(日)にオープンした「亀戸梅屋敷」も春のお散歩で出掛けたい“和”スポットのひとつ。約3600坪の広大な敷地には、江戸期に実在した梅屋敷をモチーフに梅の木々や純和風建築の館がしつらえられ、まるでタイムスリップしたような気分に。館内では浮世絵や工芸品を眺めたり、職人技に触れたり。お庭では定期的にマルシェが開かれるほか、グルメイベントやお祭りも開催予定とか。話題のバスに乗り、和の文化も楽しめて大満足の1日を過ごして♪
お遍路の旅に、人気落語家の演目鑑賞まで
“和”体験ができるイベントも各所で開催
[左]多忙な女子にぴったりの「1日で巡るお遍路さんin丸の内」。参加者は全員、霊場八十八ヶ所を巡り終わった証の「結願之証」が貰える [右]「代官山 蔦屋書店」では、現代人の駆け込み寺として活動する「プロジェクト寺カフェ」とコラボし、毎月、様々なイベントを開催。4/23(火)に催される「寺カフェ落語」は落語家の五街道雲助師匠が登場し、人気演目「お初徳兵衛」を披露。オシャレな空間で落語を堪能する、贅沢な和のひとときを楽しんで
新スポット以外にも、今春は都内のあちこちで和の文化に触れられるイベントが開催。丸の内の新ランドマーク「JPタワー(4階ホール&カンファレンス)」では「1日で巡るお遍路さんin丸の内」を4月18日(木)よりスタート。お遍路の旅で参拝する88体のご本尊(出開帳本尊)が77年ぶりに出開帳され、丸の内にいながら、なんと1日で四国八十八ヶ所巡りと同じ体験ができるとか。「代官山 蔦屋書店」では「プロジェクト寺カフェ」とコラボした「寺カフェ落語」を4月23日(火)に開催。人気落語家による演目のほか、“落語は人間をどう描くか?”などの芸の深い話も聞けて、色々と気付きをもらえそう。会社帰りに行ける気軽さも◎。