寒いときだからこそ、汗をかいて食べたい「担々麺」。女子におすすめの専門店ベスト3
2014年12月20日(土)
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いよいよ冬も本番。ここまで寒いとダウンコートを着込んだって、タイツを履いたって、カラダは冷えるばかり・・・。そんなときに食べたいのが唐辛子や山椒など、体を芯から温めてくれる香辛料がたっぷり入った「担々麺」。そこで、都内にある専門店のなかでも“とっておき”の3店舗を女性ラーメン評論家本谷亜紀さんがご紹介。辛くてしびれるおいしさで、寒さを吹き飛ばして！
とっておきの担々麺1「鳴声」
女性ひとりでも入りやすいおしゃれな店内では、激辛から優しい味まで4種類の担々麺が味わえる。なかでもおすすめは「海老香る担々麺（880円）」。味の決め手となるタレとラー油に、海老をふんだんに使った香ばしさとコクのあるスープが特徴。
「オーブンでローストし、香ばしさを引きただせた海老の風味。これがだんだんとスープに溶け出していく過程を楽しんでください。程よいもっちり感の麺もおいしいポイントです。辛さが4段階で選べるのも嬉しいです」。卓上にある山椒とニンニクは、注文すると無料で追加できる。
とっておきの担々麺2「麻布麺房どらいち」
黒を基調としたスタイリッシュな店構えと内観に、誰もがきっと「ここはラーメン店なの？」と驚くはず。本谷さんのおすすめは、八丁味噌を使ったピリ辛の挽肉を生卵と一緒によくかき混ぜていただく「汁なし坦々麺（1100円）」。どっさりとトッピングされたネギは青い部分と白い部分が混ざり、見た目のみならず食感にも楽しさがある。
「こちらの自家製極太麺は、その日の気温や湿度によって麺を作り分けているんです。こだわりの麺とピリ辛ダレが絡んで、病みつきに。なんといっても食欲そそるビジュアルに気分が盛り上がります」。
とっておきの担々麺3「天府舫」
最後は本場四川の「汁なし担々麺（1000円）」をご紹介。都内屈指の辛さを誇るこちらのお店では、本物を知って欲しいと四川から花椒と唐辛子を取り寄せるこだわりぶり。本場仕込みの辛さとしびれと熱さが再現され、汗をかきながら食べるのが醍醐味だ。挽肉やピーナッツ、ネギが細かく刻まれたタレは、縮れた細麺によく絡みダイレクトに辛さと旨みを運んでくれる。
「辛さは5段階から選べます。普通でもかなり辛いほうなので要注意！ ほかにはない本場の四川料理を思う存分堪能できます。新宿という立地ですが、路地にあるので落ち着いて静かにお食事ができる雰囲気もおすすめです」。
