美術館リニューアルや庭園カフェも！注目の“白金台”町歩きスポット3選
2015年1月12日(月)
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今年はどこへ行こう、なにをしよう。どんな自分になれるかな。期待に胸ふくらむ1年の始まりには、いつもよりおめかししてワンランク上の町歩きへ。今回OZがおすすめするのは、少し高級なイメージのある“白金台”。実は、美術館やカフェなど居心地の良いスポットがたくさん！ 背すじを伸ばして眺めた風景は、新しい自分に向かう背中をそっと押してくれるはず。
おごそかな空気の中で自然の恵みをいただく
Thrush Cafe
結婚式場「八芳園」内にあるこちらのカフェは普段使いもOK。“Farm to Table”をテーマに、提携農家から直接仕入れた野菜をふんだんに使ったメニューがいただける。大きな窓の外に広がるのは、約1万坪の広大な日本庭園。テラス席では、風に揺れる葉の音や鳥のさえずりがBGMになる。冷たく澄んだ冬の空気と自然を感じながら上質な料理を味わえば、体の芯から正されるよう。
上）ルーツは江戸時代初期にまでさかのぼるという、由緒ある庭園。約1万坪の敷地の中に、樹齢数百年の木も 左下）テラスは、情緒あふれる庭園が眼下に広がる特等席。自然をひとり占めしている気分になれる 右下）ランチの月替わりのパスタセット。サラダと、2種類から選べるパスタ、キャロットケーキ、コーヒーが付いて1620円と手軽に楽しめる。野菜の、しっかりとした濃い味に感動！
自然と背すじがピンとなる生まれ変わった美術館へ
東京都庭園美術館
2014年11月、3年間の休館を経てリニューアルオープン。朝香宮家の邸宅だった建物を1933（昭和8）年の建築当時の姿に近づけ、未来に残すこの一大プロジェクトでは、壁紙などの内装や家具の細部にまでこだわって復元・改修された。部屋ごとに異なる照明や柱、鉄製の暖房カバーに至るまで、華やかなアール・デコのデザインがほどこされ、うっとり。磨きあげられた美しさに包まれながら、歴史に思いをはせてみて。
上）来客時の会食に使われていたという大食堂。光が射す食卓で、どんな会話が繰り広げられていたのか想像したくなる 左下）大きく改築した新館にはカフェもオープン 右下）内装や調度品の一つひとつが魅力的
本もアートもコーヒーも楽しめる、通いたくなる本屋さん
かもめブックス
カフェとギャラリーを併設した書店が神楽坂の一角に。棚ごとに設けたテーマに合わせて、小説やエッセイ、写真集などさまざまなジャンルから本を厳選、紹介するスタイルだから、意外な本と出会えるのが魅力。カフェでは、オリジナルローストのコーヒーや、地元の焼き菓子店ACHOのスイーツがいただける。好奇心を刺激する本やアートに触れ、コーヒーでホッとひと息。心地よい空間で、時間を気にせずのんびり過ごそう。
上）本が見やすい広々とした店内には雑貨や文房具も 左下）バニラビーンズの香りと卵の風味豊かなプリンを、トーストに贅沢に塗っていただく神楽坂プリントースト780円 右下）ギャラリー「ondo kagurazaka」は、大阪にある「ondo tosabori」の姉妹ギャラリーとして誕生
