スマホで体がゆがむ!? 肩甲骨をゆるめて正しい姿勢にリセット！
2015年4月30日(木)
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人のカラダは無意識に楽な筋肉を使うことが多いため、姿勢が崩れやすく、それがカラダのゆがみにつながることもあるそう。「脚を組んだり、浅く腰かけて背もたれにもたれかかったり、首をかしげたり、といった左右どちらかに体幹が傾いた姿勢や猫背が習慣になると、カラダがゆがみ不調につながることに」とアンチエイジングデザイナーの村木宏衣さん。
特にスマホを使うときは、悪い姿勢のクセが出やすいもの。例えば、電車の中でスマホを使うとき、周りの人に腕が当たらないように脇を締めて、片手で操作する女子も多いはず。腕を固定したままスマホをにぎる動作を頻繁に行うと、親指が本来あるべき位置より内側にねじれるようになるそう。
「親指のねじれは常習化すると、ひじ、肩にかけてのねじれを招き、さらには肩が内側に入りやすくなって、肩甲骨に悪影響を及ぼします。肩甲骨がゆがんでしまうと、肩コリ、首コリ、猫背、腕のしびれ、バストの下垂を引き起こすので要注意です」（同）
チェックするには、親指がねじれていないかを確認して。まず、机の上に手の平を上にして手を置き、指の間を開いて力を抜いた状態にすると、親指の先はどちらを向いている？ 親指そのものが手の平と重なるくらい内側に曲がっていたりしたら、親指がねじれていると判断して。
「スマホによるカラダのゆがみをリセットするには、肩甲骨をゆるめるケアが有効です。座ったままできるので、時間があるときに試してみてください」（同）
肩甲骨のゆがみをリセットするストレッチ
（1）頭の上10㎝くらいの位置で、手のひらを下にして両手を組む
（2）ひじは横に広げる
（3）組んだ手で、大きな天使の輪を描くイメージで、左回りに3回大きな円をゆっくり描く
（4）今度は、右回りに3回、同じように大きな円を描く
（5）手のひらを上に向けて、（3）・（4）をくり返す
ポイントは、頭の上で手の平を回すときに、肩甲骨も一緒に回すように意識することだそう。スマホをよく使う女子は、たまにこの運動をすることでスマホ多用からくる肩や首のコリを予防しよう。
