昔から変わらない街並みを歩いたり、歴史あふれる空間で人から人へと受け継がれてきた伝統の味を楽しんだり・・・。新しいものが生まれては消えていく目まぐるしい今だからこそ、たまにはゆっくり流れる時間を感じよう
NEW(8/25)
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神田駿河台の高台に佇む「山の上ホテル」は1954年に開業した全35室のクラシックホテル。アメリカ人建築家が設計した本館は、アール・デコ調のクラシカルなデザインが特徴。文学の香りが漂う空間で大人な時間を過ごして。
“文化人の宿”として名高い「山の上ホテル」は、川端康成や三島由紀夫などの文豪が定宿にしていたことで有名。ロビーをはじめ、館内にやはりこの宿をよく利用していた池波正太郎が描いた絵が飾られているというのも、作家に愛されたホテルらしい。このホテルに宿泊したら、英国風のカウンターバー「バー ノンノン」に立ち寄って。吉行淳之介さんのコラムの舞台にもなったバーで、ウォッカとドイツ製のリンゴのリキュールを合わせたオリジナルカクテル「ヒルトップ」(1306円)を嗜んだら、作家気分を満喫できそう。
伊豆半島に建つ「川奈ホテル」は、国内有数のゴルフコースを持つ名門リゾート。1936年創業の館内には、アンティークガラスで作られたシャンデリアがあって雰囲気たっぷり。海側には伊豆諸島を臨み、雄大な自然を満喫しながら宿泊が楽しめる。
マリリン・モンローもジョー・ディマジオとの新婚旅行で滞在したという「川奈ホテル」。伝統的なフランス料理をいただける「メインダイニング」や、築300年を経た茅葺屋根の古民家を使った日本料理レストラン「田舎家」など、敷地内には、時間が止まったかのように感じられるロケーションがいっぱい! 国内有数のゴルフコースや、海と浴槽が一体化しているように感じられる露天風呂もあって、心と体をゆっくりとほぐす休暇を過ごすことができるはず。彼との週末旅行に利用して。
日光金谷ホテルは、1873年に生まれた“日本最古の西洋式リゾートホテル”。国の有形文化財でもある和洋折衷の建物は、天井や壁、柱1本に至るまでどこを見つめても美しい。古くはアインシュタインやヘレン・ケラーも滞在した宿で、優雅な時間を過ごしたい。
明治時代の初期の1873年に“金谷コッテジイン”として開業した「日光金谷ホテル」は、外国人を受け入れる宿泊施設としてスタート。『日本奥地紀行』を書いたイギリス人旅行家のイザベラ・バードも1878年に泊まり、その思い出を綴っている。それ以降にも、日光東照宮もほど近いこの宿には、建築家のフランク・ライトや映画俳優のチャールス・チャプリンなど層々たる著名人がこのホテルでの滞在しているとか。敷地内にはその歴史を学べる「金谷ホテル歴史館」もあって、時間を旅する感覚を味わえそう。
The Atrium(アトリウム)/東京
国の重要文化財である東京駅丸の内駅舎にある「東京ステーションホテル」。今年100周年を迎えたこのホテルの4階にあるゲストラウンジ「The Atrium(アトリウム)」では、華やかで洗練されたホテルならではの本格フランス料理を味わえる。
Restaurant ROSETTE(レストラン ロゼット)/東京
1934年に建てられた国の重要文化財「明治生命館」の地下にある「レストラン ロゼット」。当時のまま残った柱や壁に囲まれたレトロとモダンが融合した空間で、ベルギーの三ツ星レストランで修業したシェフのフレンチを楽しんで。
Angelo Court Tokyo(アンジェロ コート トウキョウ)
東京駅八重洲口すぐの「アンジェロ コート トウキョウ」は、築84年の歴史的建造物をリノベーションしたレストラン。昭和初期のクラシカルな面影が残る空間で、伝統的なシチリア料理をモダンに進化させたイタリアンをいただいて。