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妊娠力トレーニング

妊娠力トレーニングvol.4 ~産むための環境を整える~

妊娠力トレーニングvol.4 ~産むための環境を整える~

彼の“もうちょっと待って”は待ってられない!
だから仕事をしながら“産める環境”を整えて

彼の“もうちょっと待って”は待ってられない!だから仕事をしながら“産める環境”を整えて
vol.2「妊娠目線で考える結婚相手選び」でご紹介したように、今や女性が結婚後も仕事を続けていくことが必要な時代。“もうちょっと待って”と言い続ける彼を説得し、結婚や妊娠をかなえるカギになることも。とはいえ、産む前に正社員として仕事をしていた女性の約6割が出産を機に退職し、辞めた人の24%が「仕事と育児の両立が難しくて辞めた」というのが現状(2003年、日本労働研究機構「育児や介護と仕事の両立に関する調査」)。少子化ジャーナリストの白河桃子さんが、共働きカップルの妊トレに必須の“環境を整える”についてレクチャー!

Kontore Column

“子育て資源”の確保で仕事を継続!
あるいは、子育て貯金をスタート

“子育て資源”の確保で仕事を継続!あるいは、子育て貯金をスタート
「出産後も仕事を続けるために必要となってくるのが、①仕事を続けるんだという強い意志、②旦那さんの協力など子育て資源の確保、③職場での関係性です」(白河さん)。仕事を続けると決意したら、次に子育て資源=子育て要員を確保して。vol.2でお話ししたように、彼をイクメンへと育てることをスタート。それが厳しい場合は、自分の両親や家族、彼の両親の家のそばへ引っ越す、入園しやすい保育園のそばへ引っ越すなど、子育て資源の確保を出産前に済ませておくと安心。そして、職場では普段からコミュニケーションをしっかり取り、信用を蓄積しておくこと。職場での関係性がいいと、出産後も仕事を続けられる傾向にあるよう。それでも、仕事を続けるのが無理な場合は、出産、育休資金に充てるつもりで“子育て貯金”をスタートして。いつか産むために、今から環境を整えておこう。

ときには“キャリアダウン”も!
“産むため”の転職で出産をかなえる

ときには“キャリアダウン”も!“産むため”の転職で出産をかなえる
今あなたの働いている会社で出産後も仕事を続けることは可能? 時短勤務や、子供が病気のときの看護休暇を利用できそう? 「制度はあるものの、それを使えるかは会社によります。もし選べる立場なら、出産後も働き続けられる部署に転部、または転職するという選択もあります」(白河さん)。ここにひとつの例が。マユミさん(仮名)は、国立の女子大の大学院を卒業し、大手外資系メーカーに勤める女性。しかし、出産後の復職が難しいと思い転職することに。学歴があり語学も堪能、キャリアもある彼女が最終的に選んだのは、保険会社の外交員。年収は以前の6~7割にダウンしたものの、“女性が多く、産休や育休の保障が非常にしっかりしていた”のが決め手に。復職後も子育てしながら無理なく働いていける環境だそう。「結婚して子供を産み、幸せな家庭を作る」という夢をかなえるために、ライフスタイルに合わせて“キャリアダウン”という選択もあるのかも。

派遣社員、パート社員の女性は
“資格取得”“手に職”にチャレンジを

派遣社員、パート社員の女性は“資格取得”“手に職”にチャレンジを
働く女性の約5割が派遣社員など非正規雇用。この場合、出産を機に仕事を辞めざるを得ないのが現状のよう。それなら、育休中に資格にチャレンジしてみない? 一度キャリアダウンしてもまた仕事ができるようなニーズのある資格なら、出産&育児だけでなく、夫の転勤などで引っ越しても働くことができるというメリットが。「ポイントは、なにもないところからいきなり資格だけを取るのではなく、自分の今までの仕事に関係のある資格を取ることです」(白河さん)。例えば、人事をやっていた人なら社労士とか、不動産会社に勤めていた人なら宅建など。それまで勤めていた会社の人脈も活かすことができるからアプローチしやすいはず。また、フリーランスという道も。エステティシャンやネイリストは、お客さんさえいれば始められる。ネットでケータイのデコカバーを販売するなど、資格でなくても稼げる職も。細くていいから長く働き続ける環境を見つけ出して、結婚&出産を実現して。

Advisor

白河桃子(しらかわとうこ)

白河桃子(しらかわとうこ)
少子化ジャーナリスト、作家。全国地域結婚支援センター理事。一般社団法人「オサン・デ・ファム」アンバサダーとして、「女の子を幸せにする心とカラダの授業」プロデュース、「全国結婚支援セミナー」主宰。大妻女子大学就業力GP「ライフコース講座」講師および企画。山田昌弘中央大学教授とともに、2008年度流行語大賞にノミネートされた「婚活(結婚活動)」を提唱し、共著『婚活時代』(ディスカバー21)がある。近著は、国立成育医療センター 母性医療診療部不妊治療科医長、齊藤英和先生との共著で『妊活バイブル』(講談社)、『女子と就活 20代からの就・妊・婚講座』(中公新書ラクレ)。
詳しくはHP

取材・文/加門紀子

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