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大手町でお能を楽しむ 「情と義」の物語

大手町で気楽に伝統芸能を堪能!心温まるふたつのストーリー、落語と能の2演目

日本が世界に誇る歴史ある伝統芸能を東京のど真ん中・大手町で気軽に楽しめるのが、本公演の魅力。会場は大人の上質なエンタテインメント空間「よみうり大手町ホール」。都会的かつ洗練された劇場で、落語『文七元結』(ぶんしちもっとい)と能『自然居士』(じねんこじ)の2演目を鑑賞。どちらも情と義の物語で、観終った後に心がほっこりとするはず。初冬の大手町で、今も昔も変わらない「人の心」を感じ、心和むひとときを過ごして。

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編集部の見どころポイント

  1. 寄席の雰囲気と能の雅、両方楽しめる!落語『文七元結』と、能『自然居士』を満喫

    見ず知らずの他人の命を助けるために、自分の娘が身売りしてまで工面した大事な金を渡そうとする人情噺『文七元結』。そして能『自然居士』は、正義感にあふれた若き僧侶が、人買いに連れ去られそうになっている少女を、自らの命を犠牲にする覚悟で助け出す物語。心温まるふたつの物語を、落語と能の違った芸能で気軽に楽しもう。
  2. 一度は訪れたい!都心に誕生した大人の上質な空間「よみうり大手町ホール」

    会場の「よみうり大手町ホール」は、地下鉄・大手町駅から直結と好アクセス。上質で洗練されたデザインの劇場型ホールは、組み立て式能舞台を持っているため、能楽などの伝統芸能も上演可能。一度は訪れる価値がある会場で、豊かに響き渡る地謡や笛、太鼓などの風流な音に耳を傾けて。

Story

『文七元結』
腕のいい左官職人の長兵衛は、仕事もせず博打に溺れる毎日。ある日、家に帰ると娘のおひさが行方知れずに。娘は家庭の窮状を救うため、自ら遊郭に身を沈めるつもりだった。吉原に向かった長兵衛は、温情付きで佐野槌のおかみから五十両を借り受ける。その帰り道、吾妻橋の上で身投げしようとする若者に出会い、五十両を叩きつけて立ち去る。金を懐に若者が店に帰ると、盗まれたと思った金が届いていた・・・。

『自然居士』
若き僧侶の自然居士が説法を行っていると、1人の少女が高座に小袖を供え、亡き両親の供養を乞う。そこへ東国の人買人が現れ、少女を連れ去る。少女が供えた小袖が自分の身を売って得たものだと知った居士は、舟の出る琵琶湖畔へ。舟中で押し問答の末、人買人は居士を散々になぶってから少女を返そうと、居士にさまざまな芸能を所望する。居士は曲舞(くせまい)やささら舞などの芸能を見せ、ついに少女を連れ戻すことに成功する。

公演データ

会場・日程 よみうり大手町ホール(東京都/大手町)
2016/11/19(土) ~ 2016/11/19(土)
14:00 開演 ( 13:30 開場 )
チケット
通常価格
S席 6000円、A席 4000円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
キャスト 第一部 落語「文七元結」 
柳亭市馬 

第二部 能(観世流)「自然居士」 
シテ 梅若玄祥 
ワキ 大日方寛 
アイ 善竹十郎
公式サイト http://yomi.otemachi-hall.com/event/event_21045.html
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