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国立劇場 文楽鑑賞教室『曽根崎心中』

伝統芸能の魅力を発見!わかりやすい解説と『近松門左衛門』の名作鑑賞で文楽を初体験

人形浄瑠璃「文楽」は世界無形文化遺産にも登録される、大切な日本の伝統芸能。なんだか難しそう・・・と未体験のままでいるのはもったいない! 「文楽」を一度体験してみると、誰もが楽しめるエンターテインメントだと気づくはず。今回紹介するのは、伝統芸能の本場「国立劇場」でわかりやすい「文楽」の解説のあとに実際に近松門左衛門の名作『曽根崎心中』を鑑賞できるという、初心者にもおすすめのプラン「文楽鑑賞教室」。その魅力を知って、ぐっと見聞を広げてみては。

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編集部の見どころポイント

  1. わかりやすい解説で「文楽」の魅力を知り、伝統芸能の世界に触れその奥深さを体験

    「大夫」「三味線」「人形」の三業が一体となって創り上げられる「文楽」の世界。語り、伴奏、効果音、まるで命が宿ったような1体の人形の繊細な表情や身のこなしのからくりなど、技芸員の実演を交えた解説によってその魅力を覗き見ることができる。「文楽」の真髄に触れることで、新たな教養をプラスする絶好のチャンスにもなりそう。
  2. 初心者ならずとも一度は見ておきたい近松門左衛門の傑作『曽根崎心中』が鑑賞できる

    『曽根崎心中』は、1703年に大阪で実際に起こった男女の心中事件を題材に近松門左衛門が劇化した作品。その文楽公演の影響で心中事件が多発、江戸幕府が上演や脚本の執筆などを禁止するほど大流行したそう。そんな命がけで純愛を貫いた男女の悲しい物話は、今も文楽だけでなく歌舞伎などでも人気の演目となっているだけに、一見の価値あり!
  3. プログラムと解説書がもらえるうえ、字幕表示付きの上演だから初心者でも楽しめる!

    「文楽」に馴染みがなくても、「文楽鑑賞教室」に参加すれば、その楽しさを体感できる。公演プログラムと解説書となる読本が無料配布されるだけでなく、はじめの約30分で人形を操るなどの実演を交えながら解説し、「文楽」の世界をわかりやすく紹介。その後、誰もが一度は観ておきたいという文楽の名作『曽根崎心中』の舞台鑑賞へ。台詞の字幕付きだから、初心者でも十分に楽しめる。

Story

愛し合う男女、醤油屋の手代・徳兵衛と「天満屋」の遊女・お初。徳兵衛は、主人の親類との縁談を断わるために必要だったお金を油屋の九平次に騙し取られてしまう。主人への忠義と恋人への愛の間で追い詰められていく徳兵衛。「天満屋」で心配しているお初のもとを徳兵衛が訪ねてくると、お初は他の客に見られないよう彼を自分の着物の裾に隠して庭を通り縁の下に匿う。そこへ九平次が現れ、徳兵衛の悪口を言いふらす。縁側から足を投げ出して座るお初は足元で怒りに震える徳兵衛に聞こえるよう心中する意志をほのめかし、それを受け入れる徳兵衛。そして深夜、二人は天神の森で命を絶つ。

公演データ

会場・日程 国立劇場小劇場(東京都/半蔵門)
2016/5/11(水) ~ 2016/5/23(月)
5/11(水)11:00、14:00
5/12(木)11:00、14:00
5/13(金)11:00、18:30
5/14(土)11:00、14:00
5/15(日)11:00
5/16(月)11:00、18:30
5/17(火)11:00、14:00
5/18(水)11:00、14:00
5/19(木)11:00、14:00
5/20(金)11:00、18:30
5/21(土)11:00、14:00
5/22(日)11:00
5/23(月)11:00

チケット
通常価格
一等席3900円
演目 【解説】文楽の魅力
【公演】曽根崎心中(生玉社前の段/天満屋の段/天神森の段)
【特典】プログラム・文楽読本無料プレゼント、字幕表示あり
公式サイト http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2016/4987.html?lan=j
この公演は終了しています
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