心地よい時間と特別な一杯に出会えるカフェへ。
厳選されたコーヒー豆や手作りのスイーツ、安らげる空間など、カフェ独自のこだわりを紹介。
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[左上]壁や手前のショーケースには、才能あふれる現代アートが展示されている[右上]スパイスがアクセントの定番オムライス〜サラダ添え920円とスペシャルティ珈琲530円[左下]笑顔が素敵な小川さんご夫妻。展示アートのことをもっと知りたいときは、佐智子さんに質問を[右下]日なたぼっこを楽しめる屋上のテラス。ご主人の浩一さんがデザインし、みずから造り上げた
井の頭公園まで徒歩圏内。駅から南方面に歩くと農園が広がる。そんなのどかな雰囲気の三鷹台駅近くにある「オガワカフェ」は、毎日の暮らしに彩りを与え、住民を温かく見守る、そんな存在だ。「オープンしてから9年目を迎えるので、お母さんのお腹にいた頃から知っているお子さんもいます。その子が成長して、ひとりでオムライスをぺろりと食べるようになる。そんな過程を見守れて嬉しい」と、カフェを切り盛りする小川さん夫妻。美術大学を卒業し、アートに造詣が深い佐智子さんの提案で、店内では現代アートが展示・販売されている。「どこからでも目に入る配置を心がけている」と佐智子さん。アートが溶け込んだ空間でくつろいでいるだけで、自然と美意識が培われるよう。通うたびにアートがより身近なものになっていく。
肌馴染みのよい天然素材を使い、自然の風合いを活かす。そんなフレンチテイストのデイリーウェアが並ぶファッションのセレクトショップ。「grinというブランドの洋服が好きで、ちょくちょく吉祥店をチェックしています」。
「この辺りは畑があって地元の野菜が楽しめるのですが、そんな野菜を手に入れられるのがここ」。市内で採れた新鮮な野菜や植木や花を販売するJAの直売所。常に生産者が在中しており、園芸にまつわる相談にものってくれる。
「地元を見守ってくださる神様です。手を合わせるとなぜか心が落ち着きます」。創建は天文六年(1537年)。三鷹の氏神様であり、市民から“お伊勢様”“神明様”と親しまれている。願掛け用の“照る照る願い玉”も人気。
撮影/佐野学 取材・文/PeaGreen(小竹あき)
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