このページの記事は、
2015/03/05に掲載した時点のものです。
現在は情報が変動している可能性がございますので、
ご注意下さい。
“ひとりだから楽しい旅”を特集している「OZmagazine TRIP」春号。ひとり旅におすすめの町として紹介されている金沢、鎌倉、京都の魅力をダイジェストでご紹介!
金沢は伝統工芸の宝庫。手仕事の美しさを知れば、今まで以上に金沢への興味が湧いてくるはず。
「MEBOSO FEATHER CRAFT GALLERY」では、加賀毛針の技術を応用したフェザーアクセサリーが並ぶ。アクセサリー作りは、20代目の目細勇治さんが「毛針の魅力を広めたい」との思いからスタート。伝統を受け継ぐということは、古いものを作り続けるだけでなく、時代に合った新しい形を提案していくこと。そんなことを考えさせてくれた。
アクセサリーなど、普段使いできる加賀水引を提案する「自遊花人」。ただ、作家の廣瀬由利子さんは言う。「人にものを贈る際、相手を敬う気持ちを表したのが水引のはじまり。そんな日本の心や、加賀水引の伝統に対する尊敬の念を忘れずに、品格のあるものを作らないと」。新しさだけでなく、長い歴史に対する敬意を大切に。そんな心が伝統工芸を支えているのだと気付かされた。
石川、富山、福井と、北陸3県のものを集めたショップ。スタッフはもの作りの現場に足を運んでいるので、心に残る深い話が聞ける。「気に入った商品の工房を訪ねたり、『次は能登に行こう』と思ったり。そんなきっかけになれば」とマネージャーの大蔵さん。旅のヒントがもらえる場所でもある。
手まりの専門店「毬屋」。同じものはふたつとない、手まりをじっくり見比べているうちに、華やいだ気分に。土台となる玉の上に200色もある色とりどりの糸を3方向、4方向にかがっていくことで、美しい幾何学模様を描き出す。鮮やかな手まりがいっぱいの店内であなたのお気に入りを見つけて。
使う人のことを考えて作られてきた美しい道具を使えば、毎日の暮らしがもっと楽しく!
創業は1898年。お茶席で使われる華美を排した花籠を作ってきたこともあり、商品は一環してシンプル。またその道具は、職人さんたちの培ってきた技術と経験で加工しているからこそ、手に添うような温かみが。使うたびにやさしい気分になれる、そんな道具をぜひ手に取ってみて。
手捺染の帆布生地を使ったオリジナルポーチやがま口、京都在住の作家が手がけるアクセサリーをはじめ、手に取るだけで心が躍るアイテムが揃う。
舞妓さんなどの京都モチーフをはじめ、乙女心をくすぐるオリジナルハンカチの専門店。抜群の肌触りは、生地作りから縫製まで全工程が国内で行われているから。
京都発のブランドから在住作家の作品など、店内に並ぶ商品はすべて京都ゆかりのもの。胡粉が原料の和風ネイルなど、京都の“今”を映した新感覚のお土産が見つかるはず。
人気ショップ「裏具」の姉妹店。本店よりポップなデザインの商品展開が特徴。お守り型のメッセージカード「言守」など手頃なアイテムも多く、気軽に言葉を贈りたくなる。
由緒ある神社仏閣が点在する鎌倉でご利益スポットを巡る、ひとり遠足を楽しもう。
小さな木造駅舎がノスタルジーをかき立てる北鎌倉駅から、ひとり遠足スタート。鎌倉街道から横道に入ると、緑の中に佇む「浄智寺」が見えてくる。洞窟の中にいる布袋様のお腹をさすると元気がもらえるとの言い伝えがあり、お腹はみんなに触られて黒くなっている。
源氏山の一角、縁結びにご利益がある神社へ。縁結びのお守りには赤い糸が付いた五円玉がセットになっていて、それを境内にある縁結び石の締め縄に結ぶと願いがかなうそう。境内には、魔を払ってくれるという魔去ル石も。参拝の記念には、桜貝がかわいいお守りを。
葛原岡神社から、舗装された坂道を下って15分ほど。洞窟のようなトンネルを抜けると、視界がぱっと開けて、かつて隠れ里と呼ばれた境内へ。こちらでは、境内の湧水で洗ったお金を有意義に使うと福を授かる、また洗ったお金は何倍にも増えるという言い伝えが。
お気に入りの日本酒と器を探しに
磁器が生まれた土地、有田へ
最近、日本酒がおいしいと思えるようになってきた。それに合う器もお気に入りを揃えたい・・・。そんな気持ちになったら、日本初の磁器が生まれ、米所としても有名な佐賀へ“クラカマトリップ”してみては。蔵と窯を巡って自身の好みを知る、お酒と器のための旅へ出かけよう!
東京から1時間のモダンな街
“東の小京都”って?
40年以上愛されている屋台カフェに、戦前の老舗着物を扱うお店、キレイな石畳の道・・・街全体がモダンな雰囲気に包まれているのは、“東の小京都”と呼ばれる栃木県足利市。東京から1時間、古き良き魅力がたっぷり詰まった足利市で、春のお散歩を楽しもう!
ひとりだからできる楽しい旅をテーマに、とっておきのひとり旅スポットを特集した「OZmagazine TRIP」春号。ぜひ、春旅のお供にチェックして。