本当はヒミツにしたい、カフェVol.31
京王井の頭線は、人の顔が見える、アットホームな路線。そんな沿線には、ていねいな暮らしを彩るお店がいっぱい! まずは、1軒のカフェを通じて、井の頭線沿線の素敵な暮らしのエッセンスを感じてみない?
[左上]バリスタが丁寧に一杯ずつ淹れてくれるハンドドリップコーヒー 640円。平日は半額でおかわり可能[右上]ものづくりをテーマにした専門書が中心。情報感度の高い渋谷エリアの若者向けの書籍が並ぶ[左下]店内の奥にはゆったりくつろげるソファ席が。夜にはクラフトビールを楽しみながら本を読む利用者も[右下]好きなドリンクとケーキセット980円。写真はアプリコットのタルト(フルーツは季節ごとに変更)
いち早く流行を取り入れ、常に新たな発見がある渋谷。道玄坂の途中、イベントスペースを併設したブックカフェ「BOO KLAB TOKYO」も、そんな 渋谷らしいカフェだ。「クリエイティビティが刺激される場所でありたいとの思いから誕生したブックカフェです。デザイン事務所などクリエイティブな会社が周辺に多いので、アイデアの参考になる本を揃えるほか、読書会などのイベントを通じ、さまざまな人が集まる場所になりつつあります。ここから新たな文化が生まれていけば」と店長・木村昇祐さん。普段は手に取らないような専門書からヒントをもらったり、イベントに参加したり。刺激的なカフェで過ごせば、ユニークなアイデアが浮かびそう。
書類入れやノートブック、革の財布など。ブルックリン生まれのオリジナル革小物などを扱う。実用的でおしゃれなデザインの小物は長く使えそうなものばかり。ノートブックなどに刻印されている伝所鳩のロゴマークも愛らしい。
昭和元年に創業して以来、クラシック音楽の愛好家の憩いの場として親しまれている名曲喫茶。イギリス・ロンドンにある「ライオンベーカリー」から教わったという自慢のコーヒーと一緒に、心ゆくまで名曲を楽しみたい。
良質な作品を上映することで、映画ファンに愛され続けているミニシアター。2階には寄席や講座などを行うライブホールが、3階には作家性の強い作品を上映する映画館がある。ここでしか観られない刺激的な作品で感性を磨こう。
「meets井の頭線」連載ページに関するアンケートに回答してくれた方の中から抽選で3名に、シャツの形のブックカバーをプレゼント。お気に入りの本を持ち歩いて電車さんぽを楽しもう。デザインはどれが当たるかお楽しみに。
撮影/三浦一仁 取材・文/PeaGreen(小竹あき)
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