東京の都心にある港・竹芝。そこから船に乗ってすぐに行ける島。それが大島。
島の住所も東京都。なのに、空は広く、緑があふれ、肌を焼く陽射しは南国そのもの。
そんな大島を語るうえで外せないのが、いにしえから噴火を繰り返してきた三原山。
現在はトレッキングツアーなどで、そのダイナミックな様子を見ることができる。
「温泉も植物も三原山があってこそ」。そう話す島の人々は、火山があるから、
島同士のつながりも強いのだと教えてくれた。つい忘れてしまう“おかげさま”という気持ち。
自然に対しても、この感謝の気持ちが大切なことを、大島が教えてくれた。
経験豊富なインストラクターが、伊豆大島の美しい自然や歴史をガイドしてくれるジオツアー。雄大な火山がつくった三原山のトレッキングをはじめ、大地に寝転んで夜空を見上げる星空ツアー、海の世界をのぞくスキューバダイビングなど内容は多彩。半日ツアー4時間5000円~。
「なにもないところが島のよさ」と語るご夫婦が開いた素泊まりのゲストハウス。もともと自宅だった場所をリノベーションした宿だけに、我が家のような心地よさが漂っている。朝食をいただきながらご夫婦とおしゃべりしたり、元町港まで散歩へ出かけたり、のんびりとした“島時間”を味わいたい。
創業80年以上の製油所は、新鮮な椿油を作り続け、島の人々のくらしを支えてきた。玉締め圧搾法という殻ごと絞る伝統的な方法を守っているため、良質な成分がギュッと詰まった椿油を採ることができる。国産ヤブ椿を厳選した大島の椿油はお土産におすすめ。
波浮漁港が近いため、ネタに使うのは水揚げされたばかりの鮮魚ばかり。おすすめは、醤油や青トウガラシなどに白身魚を漬けた郷土料理・べっこうにぎり。白身魚はイサキやメジナなど、その時期の旬の魚を使うこだわり。ちらし寿司や地魚刺身定食なども人気。座敷でくつろぎながらいただこう。
完全予約制のカレー屋さん。森の中の小道を奥へと進むと現れるかわいいログハウス。その中で、ゆったりと手間隙かけて作られたカレーやピザをいただける。このお店は、長年主婦をしていたという店主・柳瀬さんの人生の集大成。センスあふれる空間で、自作の器で出してくれる料理に感動!
ご夫婦で営む喫茶店は、自然豊かな2000坪の敷地の中にあり、休憩するのにぴったり。ランチは、地元産の岩のりと庭で栽培した明日葉を使ったピザやグラタン、スパゲティなどをいただける。これからの季節は、そよ風が心地よいテラス席がおすすめ。食後は、お庭を散歩して優雅に過ごして。
島で人気のたい焼き屋さんが営むゲストハウスは、1日1組限定。築120年以上の古民家の建物は、和の趣がある。台所には食器· 基本調味料·調理器具などが揃っているため、地元の食材で食事を作るのもOK。5名まで宿泊できるので、友達同士で利用しては?
琉球畳の和空間、メゾネット、アジアンテイストの3タイプの客室を用意。カフェやエステなどがあり、自然体験プログラムへの参加も可能。美しい夕焼けを望めるレストランでは、地元の食材をふんだんに使った創作料理を。優雅なリゾート気分を味わって。
伊豆大島・東部に位置する327haの都立公園。敷地は、椿園や動物園がある大島公園地区と、キャンプ場があるゴゼ川地区に分かれている。景勝地や天然記念物の木々が見られるハイキングコースもあり、自然と触れ合える。
大自然を感じる公共の露天風呂は、広い海を見渡せる絶景が自慢。混浴のため、水着を着用して入るスタイル。水着はレンタルできるので、忘れても大丈夫。おすすめの時間帯は、空も海もオレンジ色に染まる夕暮れどき。
夏場は海水浴スポットとして人気のビーチ。海底に溶岩が作り出したアーチ状の岩場があるのも特徴。多くの魚が生息するため、釣りやダイビングスポットとしても人気が高い。シャワーやトイレ、駐車場もあるので便利。
室町時代に書かれた『三宅記』に登場する次郎王子が御祭神として祀られている。森の中にひっそりと佇む神社は、荘厳な雰囲気。火山とともに暮らしてきた大島の人々が大切に守り続けている神社を静かに参拝しよう。
「伊豆大島へ行くには、高速ジェット船を利用して。時速約80㎞で進むから、東京・竹芝桟橋より約1時間45分で大島に到着できるんです。浮き上がる力で運行するため、揺れがほとんどなくて快適ですよ」(女子旅プロデューサー/アヤヤ)
「波浮港へ行ったら立ち寄りたいのが、たい焼きカフェ「島京梵天」。いろいろなテイストがあるけれど、おすすめは夏季限定の冷やしたい焼き230円。大島牛乳や地卵、明日葉など地元食材を使っているんですよ。大島桜入りのひんやり&モチモチの皮がやみつきに。中身はブルーベリーチーズや大島桜あんなどがあります♪」(女子旅プロデューサー/チカ)
OZの女子旅プロデューサーが、東京女子に向けて抽出した新定番の女子旅“イイトコドリップ”。
東京・大島のイイトコロをイイトコドリする女子旅に、出かけてみよう。
伊豆諸島北部に位置する伊豆諸島最大の島、伊豆大島。本土からわずか120㎞。本州から最も近い島として親しまれ都心から日帰り観光も可能。海底火山の噴火によりつくられた東西9㎞、南北15㎞の土地にダイナミックな自然がはぐくまれている。夏場は、マリンスポーツや三原山のトレッキングに訪れる観光客でにぎわう。約300万本咲き誇る椿が有名で、10月頃から早咲きの椿を観賞でき、1~3月は「椿まつり」を開催。名産品の椿油はお土産に。
2泊3日で東京・大島へ
東京・竹芝から気軽にアクセスできる大島は、都心で忙しく働く私たちに最も近い、リゾートアイランド! 美しい大自然と穏やかな島の空気に癒されに出かけよう
東海汽船の高速ジェット船で、東京・竹芝より約1時間45分、片道8070円。熱海や久里浜(土・日・祝のみ)航路もある。東京からは毎日2便運行。大型客船の場合、東京・竹芝より往路約6時間、復路約4時間10分、片道4980円。東京からは毎日1便運行(変動あり)。到着港は岡田港または元町港。飛行機の場合、調布飛行場より約25分、片道11800円。羽田空港より約35分、片道約11190円~。島内の移動はレンタカーを使用
ここに行きたい、これ食べたい!
旅のきっかけはPCで、旅に出るときはスマホを持って。
女子旅のお約束、スマホを持って旅に出よう。
友達への共有やお誘いも、イイトコドリップ スマートフォンページで。
東京の都心から船で約1時間45分、羽田から飛行機で約35分で行ける大島は、都心からいちばん近い島!
夏はシュノーケリングをはじめとする海遊びなど、訪れるにはもってこいの季節。今年の夏は大島へ遊びに行ってみては?
島内宿泊施設に宿泊し、現地で宿泊代金を支払う人が対象。1泊につき3000円分の宿泊割引が受けられる(上限は2泊まで) 【お問い合わせ】℡04992-2-2177(大島観光協会)
通常料金よりも割安なツアーを実施中。例えば、1泊2日ツアーで航空機利用の場合8000円割引、船舶利用の場合6000円割引(いずれも1人料金。標準的な割引額)。主催・販売は、各旅行会社にて。
※旅行会社、宿泊施設、曜日、船舶などでツアー価格は異なります
【お問い合わせ】TEL.03-5579-2682(東京観光財団)
大島は海がとってもきれい! 中でも「秋の浜」はダイビングのメッカ。気軽にシュノーケリングを楽しめる
船:竹芝客船ターミナルより高速ジェット船で約1時間45分(東海汽船)
飛行機:羽田空港より約35分(ANA)、調布飛行場から約25分(新中央航空)
「日本のイイトコドリップ」で紹介された宿やスポットに行ってみたい、なんて声をかなえる嬉しいプラン♪ 旅行日数をカスタマイズできるなど、自由度が高いプランだから、都合に合わせてお気に入りの女子旅プランを作っちゃおう。日本の魅力を再発見する“イイトコドリップ”にぜひ出かけてみて!
〈三原山〉
シャツ7884円、ジャケット19980円、帽子3888円、バックパック8424円、シューズ13500円/コロンビア(コロンビアスポーツウェアジャパンTEL.0120-193-821) パンツ20520円/aaAaa(Sian PR TEL.03-6662-5525)Tシャツ5292円/ペンドルトン(エイアンドエフ TEL.03-3209-7579) パンツ7128円、ジャケット18900円、帽子4644円、バックパック8532円、シューズ12960円/コロンビア(コロンビアスポーツウェアジャパンTEL.0120-193-821)
〈港ほか〉
タンクトップ付きニット11880円/コンジェ ペイエ アデュー トリステスTEL.03-6861-7658) スカート35640円/クリーン(スリーハートクリエーションズ TEL.03-6450-6143) ネックレス7128円/Tatty Devine(カポック 東京 フラッグシップ TEL.03-5778-3139) ブレスレット各1944円、サンダル12960円(mystic 原宿店 TEL.03-5774-8116) 帽子はスタイリスト私物
ワンピース18144円/KOMET(JCHD TEL.03-6273-1172) カーディガン9072円/コンジェ ペイエ アデュー トリステス TEL.03-6861-7658) ネックレス3888円/アナザー インポータント カルチャー(ヴィータ ショールーム TEL.03-6434-1421) サンダル3564円/プチジョリ(カメイ· プロアクト株式会社 TEL.03-6450-1515) 帽子はスタイリスト私物